1月中頃、見沼区中川にある有限会社山田建具さんにお邪魔してきました。注文建具、注文家具を手作りでつくっていらっしゃる近年少なくなりつつある地元の建具屋さんです。
お勤めの岡部さんが冒険はらっぱに遊びに来てくださったことをきっかけに、会社のSDGsの取り組みの一環として昨年から冒険はらっぱに木工やたき火に使える端材(小さな木材)などをご寄付いただいています。
この日私は工場に隣接した事務室に迎えていただきました。事務室はとってもきれいな板張りのやわらかであたたかな空間。さすが木材を扱われる企業さん!そこで社長と岡部さんが私の話を聴いてくださいました。
たねの会の活動をまとめた資料をお見せしながら、なぜ私たちが遊びを大切にする活動をしているのか、これまでのたねの会のあゆみ、力を入れている事業について写真などもお見せしながらお話させていただきました。お二人が熱心に耳を傾けてくださるのに甘えて気づけば1時間ほどお話してしまいました(^^ゞ
地域で思い切り遊び育った子どもたちが地元を愛しながらたくましく成長し、将来地元の企業で元気に働いてくれたらうれしいですよね、と社長も共感してくださいました。社長はこの数年で地域に貢献することの大切さに気づかれたともお話されていて、従業員の方のご病気をきっかけに必要性を感じられた介護事業も昨年から始められたとのこと。身近なところで感じた問題意識を解決に向けた行動に移していく姿勢は本当に素晴らしいな、と大変感銘を受けました。一人ひとりの人が、一つひとつの企業がちょっとずつでも行動に移すことができたら、町は、社会はどんどん居心地のいい場所になっていくと思います。
事務室を出て建具や家具をつくる工場にお邪魔した時、壁際に大小さまざまな年季の入ったカンナがあるのを見つけてしまいました。いつか冒険はらっぱでプロの木工の技術をみせていただいたり、体験などもさせていただけたらきっと楽しいだろうな、と夢が広がりました。
帰りにはまた端材と自家製の木炭をおみやげにいただきました。子どもたちの遊びに使わせていただきます!
そして、そんな山田建具さんがたねの会の協賛企業になってくださいました。いただきました協賛金はたねの会の運営や自主事業に大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。
山田建具さんのホームページでは職人さんの手によるステキな作品の数々が見られますのでぜひみなさんもご覧になってみてください。(個人的には格子戸の美しさ☆に心奪われました)https://www.yamadatategu.co.jp/
たねの会では活動をさらに展開していくために会員や協賛企業を募集しています。ご興味のある方はぜひお問い合わせ・お申し込みください。 (やすだ)