特定非営利活動法人たねの会

たねの会は、子どもたちがのびのび遊べるまちを考え、事業をおこなう特定非営利活動法人です。

実施中です! 子どもに関わる大人のための連続講座~地域の遊び場でプレイワークを学ぶ夏~

実施中です! 子どもに関わる大人のための連続講座~地域の遊び場でプレイワークを学ぶ夏~

 

7月7日から行われている「たねの会」主催講座。

8月4日、第2回の机上講座

「子どもに関わる大人の役割とプレイワーク」を実施しました。

これまで13人の受講者は、これまでの各あそび場の

現場実習経験から、感じたことや気づいたことを報告。

〇「見張る」と「見守る」の違いに気づけた

〇子どもたちが未知を発見できる環境の保障が大切

〇場によって必要とされる大人のかかわり方は変化する

などなど。

たくさんの気づきを得られた実習となったようです。

プレイワーカー・当会理事で当講座の

全体コーディネートを務めるどっくんこと関戸博樹(当会理事)による

適切な大人のかかわり方を考えるための

「邪魔するワーク 寄り添うワーク」では、

子どもが目の前でしているあそびを

〇指示する、止める 頼まれていないのに手を貸す

〇行為そのものに寄り添う おもしろがる 認める

2つのパターンの行動を通じて、遊んでいる子ども側は

どう感じたかを発表し合いました。

介入の仕方によって、「自分を否定されたように感じて悲しくなった」

「自分を受け入れてくれていると思えて安心した」

このように感じ方が異なってくる。

子どもの気持ち、立場になって、

あの声掛けはよかったのかな?

そうふりかえるヒントになりますね。

続いて、埼玉医科大学総合医療センター メンタルクリニックで

トラウマや発達の凸凹治療にあたる臨床心理士・藤井良隆(当会理事)による講座。

「感情の調整力を育むには?」がテーマです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもをよい子に育てたいと願うなかで、

父親が「泣くな」「痛くない」と言えば強い子になるか?

母親が「怒らないの!」

といえば思いやりのある子になるか?

子どもの腦の発達の仕方をふまえて、

感情をコントロールする腦の神経が未発達な子どもは、

相手の気持ちや自分の気持ちがわからなくてあたりまえ。

周りの迷惑をかえりみず要求するエネルギーは、

そのまま生きる力である。

泣いて求めているときに、抱っこする、

安心・安全・心地よさを感じることで、

感情を安定させる神経が発達していく。

負の感情を、言葉にし「いやだったよね」と言葉にし

一緒に共感する。そうすることで、

不快な感情も安全に抱えられるようになり、

感情の調整力がついてくる。

といった内容でした。

人が感じるありのままの感情を受け入れ、

「自分がそう感じている以上、そう感じていいんだ」

と思えること。

これは、大人にとっても同じです。

親自身が子育てを通じて感じるネガティブな感情も否定せず、

そう感じていていいんだ、と自分自身を認めてあげる。

親自身が安心・安全を感じることのできる社会。

子どもが泣くこと、怒ることをおおらかに受け入れる

社会をつくること。

これは、たねの会が目指している社会の姿のひとつです。

この日の机上講座では、まとめとして関戸より

〇適切な大人のかかわり方を考えるためのヒント

〇リスクとハザード

についての話が。

 

 

まだまだ、まだまだ関戸の話、藤井の講座内容も

お伝えしたい内容は盛りだくさん……、

ぶんぶん、うなずきメモをとりながら聞いていた

熱心な受講生の皆さんからは、

その後も質問が相次いだのですが、

それは、またの機会にぜひ、関戸、藤井のお話を

ぜひ聞いてくださいね!

(たねの会理事:大武美緒子)

 

 

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